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1.図形処理システムの概要

図1 図形処理システムの概要

 図形処理システムの概要を図1に示します。gfortran用図形表示ライブラリは,サブルーチンの形式で利用します。図形表示ライブラリは,PS(PostScript)形式の図形ファイルを作成するPsPlotGライブラリと図形を直接画面に表示するWinPlotGライブラリがあります。 PsPlotGライブラリを用いてできたPS形式の図形ファイルは,PSプリンタがあれば直接プリンタに出力させることができます。フリーソフトの GSview プログラムを用いれば画面表示をしたり,汎用のプリンタに出力することができます。
 一方,WinPlotGライブラリを用いるとプログラムの実行と同時にウィンドウを開いて図形表示を行います。最後に表示される確認ウィンドウからプリンタ出力を指示することができます。

 本手引では,gfortran用図形表示ライブラリの使用方法について解説します。


2.図形表示ライブラリの使用方法

 図形表示ライブラリは,gfortran のプログラムからサブルーチン形式で使用します。ライブラリの指定は,インストールした gfortran の環境でコマンドラインで行います。
 BATCHファイルを作成して実行すると便利です。

【例】

 BATCH ファイルを実行し,できた実行ファイル a.exe を実行する。


E:\Program Files\gFortran>gfwin

E:\Program Files\gFortran>gfortran Wintest.f90 -fno-range-check -L. -lWinPlot64 

E:\Program Files\gFortran>a.exe
 *** WinPlotG  Start TIME = 16:19:13 ***
   * WinPlotG  XVIEWP NO. =   1 *
 *** WinPlotG  End   TIME = 16.21.54 ***

E:\Program Files\gFortran>

          図2 図形表示ライブラリの使用方法の例

図3 画面表示の例


3.使用上の注意

(1) PsPlotG,WinPlotGとも gfortran 用です。gfortranは32bit用と64bit用があります。PsPlotG,WinPlotGもそれぞれ32bit用と64bit用があります。利用環境に合わせたライブラリを使用してください。

 ライブラリのダウンロードは,こちらから。

(2) PsPlotG は,PostScript 形式のファイルを出力します。画面表示をするには GSview などの表示ソフトが別途必要です。
GSview は こちら からダウンロードできます。Ghostscript と共にインストールする必要があります。
日本語が表示できない場合は,Option の Advanced Configure を選択し,Ghostscript Options の項目の最後に-dWINKANJI を追加してみてください。
(GSviewのバージョン5.0は4.9に比べて画質が落ちるようです。)