ePaint(easy-Paint)について

更新日付 2021年9月21日



目次


1.ePaint について
2.ePaint のダウンロード
3.ePaint の機能と操作方法
4.書籍の紹介

1.ePaint について

ePaint(easy-Paintの略)は,基本的な機能のみを備えたフリーの画像編集ソフトです。
 筆者は,Windows XP のころから写真画像のノイズ除去や,部分修正,色や明度の補正に kiriman さん作成の Hyper-Paint を update しないで愛用してきました。以前のバージョンの方が筆者にとっては使い易かったからです。 しかしながら,Windows 7 までは互換モードで何とか動作していましたが,Windows 10 home では遂に利用できなくなりました(何故か Windows 10 Pro では動きます)。新しいバージョンも試してみましたが,筆者にとっては不要な機能が多くて使い熟せませんでした。
 やむを得ず筆者の必要とする機能のみを備えた画像編集ソフトを自作することにしました。特に重視したのは写真画像の部分修正が容易なこと。「OK ですか?」などと確認を要しないこと(確認操作は作業効率を著しく落とします)。画像フォーマットに多い JPEG を扱えること。文字列の挿入が容易なこと。などです。
 プログラムはすべて gfortran で記述しています。ソースコードは,筆者の書籍の購入者は無料でダウンロードが可能です。機能の追加やアレンジも自由にできます。

2.ePaint のダウンロード

ePaintプログラムダウンロード

任意のフォルダにダウンロードし,解凍します。プログラムは,64 bit用です。

2021年9月21日更新 (V02L004)

down load


3.ePaint の機能と操作方法

(1) ePaint は,ePaint.exe をダブルクリックして起動します。ショートカットを作成し,スタートプログラムに登録したり,デスクトップに置いて起動します。

(2) プログラムが起動すると,メインウィンドウと Option ダイアログが表示されます。ePaint の機能は,Option ダイアログのボタン操作で選択します。

(3) データファイルの入力
 表示されている Option ダイアログの1行目1番目のボタンをクリックするとファイル名の入力ダイアログが表示されます。ePaintで処理可能な画像ファイルを選択します。
 JPG,BMP,GIF,TIF,WMF,EMF,PNG,ICO が入力できます。

(4) データファイルの出力
 Option ダイアログの1行目2番目のボタンをクリックすると,出力するファイル名の入力ダイアログが表示されます。出力するファイル名を入力します。画像ファイルの形式は,ファイル名の修飾子によって決まります。出力できる画像ファイルの形式は,WMF,ICO を除いた6種類です。JPGで出力する場合は,品質を設定するダイアログが表示されます。値を大きく設定するとファイル容量が大きくなります。

(5) 印刷
 Option ダイアログの1行目3番目のボタンをクリックすると,表示画面の印刷を行います。

(6) HELP
 Option ダイアログの1行目4番目のボタン[?]をクリックすると,ヘルプ画面が表示されます。

(7) コピー&ペースト
 Option ダイアログの2行目1番目のボタン[□]をクリックすると,コピー&ペーストのダイアログが表示されます。画像の一部を切り出して別の場所に張り付けるのに使用します。
 この時,透過モードと連続張り付けモードが選択できます。透過モードを選択した場合は,透過率をスライドバーで設定します。
 コピー画像の切り出しは,矩形領域の左上の位置でマウスの左ボタンを押し,続いて右下の位置まで移動してボタンを上げます。ダイアログに切り出した画像が表示され,コピーモードになります。
 表示されている矩形のガイドフレームをコピー先に移動し,左クリックでコピーが完了します。続けてコピーができます。マウスの右ボタンをクリックするとコピーモードを終了します。
 連続張り付けモードは,選択した画像の一部をマウスの左クリックを押しながら移動させて連続的に張り付けます。修正したい画像の部分を他の部分からコピーしながら上書きする場合に使用します。
 透過・連続モードのときは,処理のレスポンスを上げるためにガイドフレームは表示しません。
 透過及び連続モードが OFF の時は,矩形領域を切り出した状態で<>キーを押すことで切り出した矩形領域の拡大縮小ができます(V02L001 以降)。
 Ctl+A 又は Ctl+Cキーを押すと選択した画像の全てを切り出します(V02L004 以降)。

(8) 画像の拡大縮小回転
 Option ダイアログの2行目2番目のボタン[<>]をクリックすると,拡大縮小のダイアログが表示されます。
 拡大縮小は,画面の左上と右下の座標を現在のキャンバスに対する相対位置で指定します。単に拡大縮小する場合は右下の座標のみを指定します。
 Only canvas ボタンがチェックされていると,キャンバスのみが拡大縮小されます。
 Keep aspect ボタンがチェックされていると,元の画像のアスペクト比が維持されます。
 Rev-V ボタンは上下反転,Rev-H ボタンは左右反転を補助します。
 Rotate は回転角度を指定します(V02L001 以降)。

(9) 文字列の挿入
 Option ダイアログの2行目3番目のボタン[あA]をクリックすると,文字列の挿入ダイアログが表示されます。
 このダイアログでは,文字のサイズとカラー,非透過時のバックカラー,透過/非透過,及び横書き/縦書きの選択ができます。
 change ボタンを押すと,フォントの種類と色の選択ができるダイアログが表示されます。
 文字を挿入したい位置をマウスで左クリックすると,十字カーソルが表示されるのでキーボードから直接入力します。カーソルキーは使用できません。入力を間違えた場合は,バックスペースキーで消去します。入力位置の指定をやり直す場合は,マウスの右クリックを押します。
 OK ボタンを押すと画像データに反映されます。CANCEL ボタンを押すとOK ボタンを押す前の状態に戻ります。

(10) UnDo 操作
 Option ダイアログの3行目1番目のボタン[←]をクリックすると,UnDo操作を行います。Ctl+Zキーと同等の処理。

(11) ReDo 操作
 Option ダイアログの3行目2番目のボタン[→]をクリックすると,ReDo操作を行います。Ctl+Yキーと同等の処理。

(12) クリップボードヘコピー
 Option ダイアログの3行目3番目のボタンをクリックすると,表示中の画像をクリップボードにコピーします。Ctl+Cキーと同等の処理。

(13) クリップボードからコピー
 Option ダイアログの3行目4番目のボタンをクリックすると,クリップボードから画像をコピーします。Ctl+Vキーと同等の処理。

(14) 画面の拡大・縮小表示
 Option ダイアログの4行目1〜4番目のボタンは,画像を拡大表示するときに使用します。5行目1番目のボタンは,1/2に縮小表示します。

(15) フィルタリング
 Option ダイアログの5行目2番目のボタン[]をクリックすると,フィルタリングダイアログが表示されます。
 Gaussian Filter,Median Filter,Sharpness の何れかを選択し,レベルを 0〜20 の範囲に設定します。OK ボタンをクリックすると実行します。
 Gaussian Filter は,画像を平滑化し,JPEG 画像の圧縮率を高めます。
 Medial Filter は,特異的なノイズを除去します。
 Sharpness は,エッジを強調します。

(16) カラー調整
 Option ダイアログの5行目3番目のボタン[]をクリックすると,カラー調整ダイアログが表示されます。
 RGBの色補正,コントラスト,明るさ(ガンマ補正),彩度の調整ができます。

(17) 子ウィンドウの表示
 Option ダイアログの5行目4番目のボタンをクリックすると,カラーパレットが表示された子ウィンドウを開きます。子ウィンドウは,色を合成したり,主ウィンドウを補佐するために使用します。操作は主にコピー機能を用います。

(18) 表示画像の切り替え
 Option ダイアログの5行目1〜4番目のボタンは,主ウィンドウに表示する画像を切り替えるときに使用します。アクティブウィンドウの切り替えにも使用します。

4.書籍の紹介



コンピュータ・IT>プログラミング

筆者が執筆した gfortran から Win32/64 API を用いる解説本が amazon から販売されています。

図形表示の基礎から応用までのプログラミングを中心に解説しています。gfortran からWin32/64 API を用いる解説本は唯一だと思います。応用では株価チャートの表示とテクニカル分析について解説しています。また,プリント出力についても詳しく解説していますので,実用上必要十分な解説書となっています。

価格は,¥2,200(税込)です。

書籍の購入者は,図形表示のサンプルプログラムの他に,ePaint のソースコードもダウンロードできます。





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